教科「情報」

つぶやき(00.8.〜01.12.)
Weekend Mathematics/情報1


つぶやき

2001.12.13.

12月11日(火)に、横浜国際女学院翠陵中学・高等学校情報部会第3回研修会が開かれました。 前半は、横浜国際女学院翠陵中学・高等学校の授業見学、後半は実践事例報告ということで、 私も今年「情報A」の授業で実践してきたことを報告させていただきました。


2001.11.24.

ロボフェスタ神奈川2001 に行ってきました。
やはり人気NO.1は、ホンダの「ASIMO(アシモ)くん」ですね。 二本足でしっかり階段を降りて登場しました。 手足のしなやかな動き、愛嬌のあるしぐさ、 素晴らしいですね、感動ものです。




2001.11.13.

啓林館の方から、神奈川県での情報教育への取り組みを掲載したいので、原稿をお願いできないか という依頼がありました(第15号)。神奈川のメンバーもこれだけがんばっているぞという意味 でいい機会だと思いましたので、原稿を書かせていただきました。

啓林館の「情報教育メール」

「情報教育メール」バックナンバー



2001.8.26.

8月18日、横浜国大で行われた「神奈川インターネット教育活用研究会(KICE) ・公開特別研究集会」に参加してきました。 主なプログラムは以下の通りでした。


第1部、金沢大学の中川先生は、今後の課題ということで、以下の3点を指摘していました。

  1. インフラからコンテンツへ
  2. ネットワーク管理を教師がいつまでやるのか?
  3. 情報活用の実践力をつけるべきは教師だ!

第2部では、主に小・中学校での実践例が報告されました。
小・中学校の先生たち、がんばっているなあと圧倒されました。
私達は、もっと小・中学校の教育内容を知る必要があると思いました。

第3部、岡本先生のお話はとてもおもしろくて、2時間があっという間でした。
著作権について重要なのは、法律を知ることではなく、常識を身につけること。
それって、まずいんじゃない、という感覚を持つこと。
人権教育としてとらえていくということ、というわけで私なりに理解できたように思います。



2001.7.27.

今年も、教科「情報」現職教員等講習会が実施されています。 神奈川県では、8会場384名の方が受講の予定です。 私もお手伝いをさせていただいています。

神奈川県の受講者の皆さんへ
昨年の受講者を中心にメーリングリストを開設しています。 是非、参加していただければと思います。 ご希望の方は、小島までご連絡ください。

研修会については、 新教科情報研修会のページをご覧ください。



2001.7.2.

月刊「ニューメディア」8月号(7月1日発売) で、電子黒板の特集を組んでいます。
その中で、メーカーのプレゼン+座談会ということで、参加させていただきました。 電子黒板メーカー8社の製品デモは、それぞれ工夫がなされていて、是非使ってみたいなあと思うもの ばかりでした。リア型、フロント型それぞれの特徴もわかりました。
値段がはるのが難点ですが、もっともっと一般教室に普及してほしいと思います。 どの教科でも道具としてこんなに便利なものはないと思います。 たとえば、数学の授業だったら、電子黒板を使って 正確にグラフを描くことができるし、 パラメーターを変えて生徒と一緒にシミュレーション することもできます。 非常に強力なツールになることは間違いないでしょう。



2001.5.14.

昨日、情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)主催で、 慶應義塾大学で開かれた「 ICTE 情報教育セミナー in Keio 2001 ─高等学校普通教科「情報」の具体的な展開─」に参加してきました。
Programは以下の通りです。

  1. 開会挨拶 水越敏行(大阪大学名誉教授/関西大学総合情報学部教授)
  2. 講演 Web Based Learning(E-Learning)の現状と展望
        藤田由美子(株式会社アイ・ソリューション社長)
        常盤祐司(日本アイ・ビー・エム株式会社公共システム事業部文教事業部ソリューション担当営業部長)
  3. 講演 アメリカ最新情報教育見聞録
        小池則行(和光中学高等学校
    昼食・休憩
  4. 講演 企業の期待する情報教育
        大星公ニ(株式会社NTTドコモ代表取締役会長)
  5. パネルセミナー「どう展開する 教科『情報』の実習」
        司会 
        堀口秀嗣(国立教育政策研究所教育情報研究センター総括研究官)
        パネラー
        黒上晴夫(金沢大学教育学部助教授)
        江守恒明(富山県立大門高等学校
        田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高等部
        福島 毅(千葉県立行徳高等学校
  6. 全体を通して 水越敏行


3.アメリカ最新情報教育見聞録は、アメリカ、シリコンバレーの諸学校における コンピューターテクノロジーの利用実態を視察してこられた小池先生による講演で、大変興味深い話でした。
6名もの専門スタッフがシステム管理にあたるというHarker Schoolや、ロボテックスコンペティションに参加する 費用をスポンサーシップでまかなっているというPalo Alto High School、300人の小規模校でもi-book を200台保有しているというNueva Schoolなど、さすがシリコンバレー!
また、地域の教員向けに月2回、土曜日に行われるスキル獲得のためのクラスLINCの話しなど、意欲的に取り組んでいる様子がうかがえました。
詳しい訪問記が、小池先生のページにあります。 是非読んでみてください。

5.パネルセミナーでは、各学校における実践の紹介があり、それをふまえての討論がなされました。
生徒のモチベーションをいかに高めるか、そのための台本、テーマ設定の重要性を感じながらも 現実にはここが一番むずかしい部分だと感じています。 昨日の発表で 各校がそれぞれ生徒の実情に合わせて工夫、実践している様子は、 具体的で大変参考になりましたし、これはいただき! っていうアイディアもありました。
討論では、評価の問題、テーマの設定、グループ編成の仕方、携帯電話などが話題になりました。



2001.5.4.

GW後半の初日、あいにく雨でしたので、以前から一度行ってみたいと思っていた 国立科学博物館(上野)に行ってきました。

「情報世紀」の主役たち という特別展が開催されていました。(3/6〜6/3)
電話、テレビ、コンピューターと今ではあたりまえのように利用しています。 これらもひとつひとつ技術の積み重ねから生まれたものです。 それが理解できるようにと、情報技術の進化を示すさまざまな機器が紹介されています。

  1. 情報通信技術
  2. 画像を送る
  3. コンピューター
  4. 演算素子と記憶素子
の4部構成でしたが、特に第3部コンピューターのところが興味深かったです。
この写真は、 手計算による膨大な作業量に限界を感じた国勢調査局が1889年に行った国勢調査用機械 のコンテストで最優秀賞を獲得したというホレリスのパンチカードシステムです。
机上にあるのが、穿孔機とカードリーダー、前面が表示装置、横にカードの分類機と今のPC を思わせます。 ホレリスの始めた会社が、のちのIBMということです。
他には、真空管式計算穿孔機UNIVAC120、真空管式計数型電子計算機FUJIC、座席予約システムMARS101、 中央演算処理装置IBM1401など なかなかおもしろかったです。


2001.4.16.

私の勤務します神奈川県立大岡高校では、今年から1年生対象に「情報A」の授業を 2単位で展開しています。 40人の生徒を教員2人づつで対応しています。 授業の様子など、少しずつでもお知らせできればと考えています。


2001.3.9.

昨年夏、神奈川で現職教員等講習会を受けたメンバーを中心に研修会を開いています。
新教科情報研修会のページ



2001.3.9.

教科「情報」指導者研究協議会が終わりました。 とーってもしんどい5日間でしたが、得るものも大きかったと思います。 特に各県の事例紹介、及び研究協議は有意義でした。



2001.3.6.

昨日から、平成12年度教科「情報」指導者研究協議会というのに参加しています。
概要について、川崎北高校の柴田さんが、 新教科・情報・授業アイデア集で報告されています。


2001.3.5.

3月3日、卒業式でした。 式の中で、PowerPointを使ったスライド上映をしようと計画し、秋頃から 準備を進めてきました。卒業アルバム用にと撮りためた写真から140枚程度を選ん で、ディジタル化しました。(近くのDPEショップでやってくれます。この枚数で \13,000ほど)新たにデジタルカメラで撮った写真等も含めて、最終的には70枚程 度を使いました。生徒が描いたイラストなども使いました。上映時間14分、ファイ ルサイズは33MBになりました。PowerPointは、いろいろな動きが簡単 につけられますし、1枚ずつの表示時間も設定できますので、音楽とのタイミング合 わせも比較的容易です。 いろいろな方の協力を得て、実施することができました。 生徒たちは、とても喜んでくれました。
今回は初めての試みということで、私が上映ファイルを作りました。 でも本来は、いずれは、生徒自身の手で作れるようにもっていきた いと思っています。 「パソコンはワープロや表計算だと思っていたけれど、こんなことも できるんだね」と驚きの声を寄せてくれた人もいました。


2001.2.25.

「情報」の免許が手元に届きました。



2001.2.15.

東京書籍が運営している東書Eネット には、授業案や様々な実践例(教科の広場)が紹介されています。
教科書リンク集は、教科書に沿った内容のリンク集で、教材研究に活用できます。
会員登録をしなくてはなりませんが、登録も利用も無料ですので、ぜひ覗いてみて下さい。


2000.10.12.

日本文教出版のNichibun.netに 情報教育に関するさまざまな情報があります。


2000.10.9.

神奈川県立厚木商業高等学校 は、文部省の委託を受けて、平成11年度から平成13年度までの3年間、 新教科「情報」の研究開発指定校となっています。
HPでは、専門科目の説明、教育課程表(カリキュラム) を見ることができますし、平成11年度の研究開発学校報告書もダウンロードできますのです。
先着30名ということですが、平成12年10月13日(金)に公開研究授業が予定されていて、その案内もあります。


2000.10.8.

茨城県で実施された免許講習を受講された椎名 秀文さんが、 数学教育・新教科「情報」・茨城県高文連放送映像部関のページ を提供されています。


2000.9.1.

学校は今日から新学期です。
情報認定講習は、最後に課題を提出しなければなりません。 それも何とか終わりほっとしています。
受講生仲間の柴田さんが、講習の総合課題としてこんなページを作ったよ! ということですのでご紹介します。
新教科「情報」現職教員等講習会レポート
苦しかった(楽しかった?)日々が思い出されてなつかしい思いにかられてしまいました。 (まだ大した昔ではないのにね。)


2000.8.31.

8月26日、27日に早稲田大学で開催された 「インターネットと教育フェスティバル」 に参加してきました。
26日は「セキュリティ入門」、 27日は「高等学校新教科『情報』をどのように取り組むのか」のセミナーの出席しました。

特に27日は、(普通)教科「情報」を外側からみる視点を得られたような気がします。
キーワードと思われること、今後問題になるであろう点をいくつか書きます。

  1. 学習環境としてのコンピューター、及びネットワークの管理は誰がするのか?
    情報科だけの「教具」ではない!
  2. 実習助手、TT加配を要求したい。
  3. 維持費、保守点検にかかる費用、行政に要求したい。
  4. なぜ教科「情報」?
    • 現状の教育の閉塞状況を打破する可能性
    • すべての人間が健全なネットワーク社会の構成者である自覚と責任を育てる必要性
  5. 「調べ学習」だけでは「知の空洞化」を生む。「価値ある情報」とは何か?
  6. 画一的な目標のない特異な科目
  7. 基本的なリテラシーの上で創造的なことをする
  8. 「教育の情報化」のための「情報科の教育」
  9. 情報の共有
  10. 評価について
  11. 情報免許制度について
    (実は今回認定講習の対象となっていない教科(国語とか社会など)にも、 いろいろな意味で情報教育の適任者、意欲を持って関わっていきたいという人がいると思います。 情報の免許のあるなしに関係なくすべての教員を巻き込んでいかなければならない、 いけるチャンスではないかと思います。)


2000.8.24.

15日間にわたる「情報」認定講習が明日で終わります。
未知の世界に足を踏み入れ、学ぶことのおもしろさを、久しぶりに味わったように思います。 講師の先生方、どうもありがとうございました。
またこの講習を通じてできた、人と人とのネットワークも貴重なものだと思います。 このネットワークは、これから「情報」の授業を実践していく上で心強い味方になってくれるだろうと思います。
夏の暑い時期に15日間欠かさず通うのは正直つらかったけれど、まわりの人たちに支えられて楽しくもありました。 どうもありがとうございました。

神奈川県の受講者の皆さんへのお知らせ
メーリングリストを開設しました。 是非、たくさんの方に参加していただければと思います。 ご希望の方は、若林または、 小島までご連絡ください。

「情報」認定講習に関わって、いくつか参考になるサイトをご紹介します。

受講日記など

受講内容について

その他




2000.8.13.

「情報」講習の最初の5日間が終わりました。
毎日90分×4コマというのも厳しいものがあります。
しかしながら、普段あまり接することのない市立や私学の先生たちと交流できるのはうれしいことです。
教科も数学、理科、工業、商業、水産と様々な人が集まっているのでおもしろいです。
昨日は、宮城県で受講されている本吉響高校の熊谷先生からmailをいただきました。
「情報」免許講習会参加日記を書いていらっしゃるということですが、 なかなか参考になります。
その他関連サイトへのリンクもありますので、感心のある方はご覧になってみてください。
明日から2週目に入ります。実習が多くなるようです、がんばろう!!


2000.8.7.

高等学校では、2003年から新学習指導要領が実施され、教科「情報」が新設されます。 つまりすべての高校で、「情報」の授業が行われるわけです。
現職教員(数学など教科が限定されています)向けの「情報」の教員免許を取得するための講習というのが、 この夏、全国で実施されています。
今日から神奈川工業高校で始まった講習を私も受講することになりました。
3週間にわたる研修はきつそうですが、新しいことに出会えるチャンスと思ってがんばろうと思います。


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