鎌倉を散策
鎌倉には、花の寺が多くあります。ふじの季節を迎え、藤色のふじもさることながら、 白藤をということで、鎌倉の光則寺をたずねました。
光則寺のよく手入れの行き届いた庭には、いろいろな山野草や茶花があります。これは、エビネです。
光則寺を出て、少し歩き、長谷寺へ。ここもまた、たくさんの花があふれていました。 ぼたんの花は大きくて、その美しさに圧倒されます。
階段を登っていくと、見事なふじの花が咲いていました。ここからは、 鎌倉由比ガ浜、逗子、三浦半島と、眺めも素晴らしかったです。 本尊である十一面観世音菩薩は、長谷観音とも呼ばれ、 木造で9.18mもある立派なものでした。 一番奥にある「経蔵」と呼ばれるものには、回転式の経架があり、 これを回すと、お経を読んだのと同じ功徳があるということです。
「和み地蔵」
庭園の一角に、こんな愛らしいものを見つけました。
最後に、鎌倉唯一の国宝である鎌倉大仏(高徳院)をたずねました。 最初は木造でしたが、大風で仏像も殿舎も壊れてしまい、その後、 青銅の大仏を鋳造したとのこと。台座を含めた像高約13.35m、重さ121t。 午前中、半日のコースでした。