鎌倉・鶴岡八幡宮のぼたん
鎌倉・鶴岡八幡宮の源平池のほとりにある、
「ぼたん庭園」(入園料500円)へ行って来ました。
昨年は冬ぼたん(見頃は1月1日〜2月下旬)を見に来ましたが、
今度は春ぼたんの時期(4月中旬〜5月中旬)に来てみたいと思っていたのです。
1株ずつわら囲いされた冬ぼたんもいいけれど、初夏の陽射しをあびて艶やかに咲く 大輪のぼたんもなかなかいいもんです。
源平池のまわりは緑の木々がいっぱいで、とてもいい安らぎの場になっています。
この池が7月には「はすの花」でいっぱいになります。
鎌倉へは、朝比奈の切り通しを通って行きました。
これは鎌倉幕府が六浦津との重要交通路として工事をしたもので、
執権北条泰時自らが監督したといいます。
当時の六浦は、塩の産地であり、安房・上総・下総等の関東地方をはじめ、
海外(唐)からの物資集散の港でした。
舟で運ばれた各地の物資は、この切通を越えて鎌倉に入り、
六浦港の政治的・経済的価値は倍増したそうです。