問題186 足し算・引き算
8種類の記号 ○△◇▼□▲▽◎ は、それぞれ6を除く1〜9までのいずれかの数字です。 同じ数字はありません。 下図のような結果がわかっているとき、次の問いに答えてください。 ただし、○△◇は、百の位の数字が○、十の位の数字が△、一の位の数字が◇の3けたの数字を表します。 下の結果の(ア)は、3けたの整数どうしの和で、(イ)は3桁の整数どうしの差です。
(1) ▲◇を求めてください。
(2) ◎○▼△□▽を求めてください。
問題の出典
大人の算数パズル
河瀬厚
自由国民社
立教女学院中学校(2006年)
解答
〜到着順にご紹介します〜
解答・その1
(ペンネ−ム:haya)
答(1): ▲=1, ◇=2
答(2): ◎=3, ○=8, ▼=7, △=9, □=5, ▽=4
【解き方】
二桁の整数の足し算では10の位はたかだか1より▲=1、次に引いて1しか違わないことより◇=2。
上を足して ◎=3。
△+□ も △-□ も一の位は▽。
○+▼は 16 であることより、○=8, ▼=7, △=9,
□=5, ▽=4。
解答・その2
(ペンネ−ム:迷子の雄猫)
式A: ○△◇+▼□▲=▲6▽◎
式B: ○△◇−▼□▲= ▲▽▲
まず、▲が1は自明。999+999が1998なので、3桁の整数同士の和は2000未満。
式Bの一の位より、◇から1を引くと1なので◇は2。
式Aの一の位より、◎は3。
両式の十の位より、△に□を足しても△から□を引いても一の位が▽になるのだから、□は5。
よって△と▽は順不同で1と6、2と7、3と8、4と9のいずれかになるが、
記号はそれぞれ別々の数字を表しているので、△と▽は4と9(順不同)でなければならない。
さて、A式の十の位で繰上りがあると仮定すると百の位は8と7、繰り上がりがないと仮定すると9と7。
9は既に別の記号に当てはまるとわかっているので、百の位は8と7
○は▼より大きく、A式の十の位で繰上りがあるので△は▽より大きい。
よって○、▼、△、▽は順に8、7、9、4。
892 +751 1643 892 −751 141
解答・その3
(ペンネ−ム:スモークマン)
まとめて面倒看ました ^^
桁上がりの▲=1...◇-▲=▲ から...◇=2
○+▼=16 で ○-▼=1...○=8,▼=7
△+□=1▽, △-□=▽...△=9,□=5,▽=4
と、少しばかり試行錯誤すれば当てはまるものが求まる...^^;
実際に...
892 + 751 1643 892 -751 141
で、満たしているし...残りの◎は3とわかる♪
よって...
(1) ▲◇を求めてください。
▲◇=12
(2) ◎○▼△□▽を求めてください。
◎○▼△□▽=387954
ですね ^^
解答・その4
(ペンネ−ム:次郎長)
(ア)の式より▲=1が分かる。
次に(イ)の1の位の◇ー1=1となるので、◇=2となる、
すると(ア)の式から◎=◇(2)+▲(1)=3と分かる
次に(ア)の○+▼=16なら、(ア)の10の位の△+□=▽と、(イ)の10の位の△ー□=▽が矛盾するので、
(ア)の100の位の○+▼=は15で10の位から1(100)繰り上がったことが分かる。
つまり (ア)の10の位の△+□=▽+10
(イ)の10の位の△ー□=▽ となるので、△=▽+5
すでに、1,2,3は使ってしまっているので、上記を満足させるのは△(9)=▽(4)+5しかない。
ここで(ア)の式を整理すると
○92 + ▼□1 ーーーーーー 1643となる。 つまり □=5、 繰り上がる前の ○+▼=15
ここで(イ)の式を整理すると
○92 ー ▼51 ーーーーー 141
○+▼=15 と ○ー▼=1 から ○=8、▼=7
以上より、
(1)▲◇=12
(2)◎○▼△□▽=387954
解答・その5
(ペンネ−ム:浦岡)
解答・その6
(ペンネ−ム:マシャ)
【解答】
1
まず、足し算の千の位に注目する
繰り上がりがあるのは1だけ
だから ▲=1
2
引き算の一の位に注目する
◇ー▲=▲なので◇=2
3
両方の百の位に注目する
○と▼を足して16 or 15, 引いて1 or 2なので可能性があるのは
(○,▼)=(9,7),(8,7)
どちらの場合も▼=7
○は保留
4
両方の十の位で足しても引いても同じ▽なので、条件は足して繰り上がる
その組み合わせは△=9、□=5、▽=4のみ
5
残りの○=8、◎=3
以上より、
(1)▲=1、◇=2
(2)◎=3、○=8、▼=7、△=9、□=5、▽=4
解答・その7
(ペンネ−ム:転位反応)
(1)▲◇を求める
・計算(ア)において千位への繰上りがあることから▲=1
・計算(イ)において◇−▲=▲、つまり◇−1=1なので◇=2
この結果を基に計算式を見直すと以下の通り。
(ア) (イ) ○△ 2 ○△ 2 +▼□ 1 −▼□ 1 1 6 ▽ 3 1▽ 1
(2)◎○▼△□△を求める
・上記の見直した計算式(A)より、◎=3
・計算式(ア)において、○+▼=16、計算式(イ)より、○>▼であることから、
○=9,▼=7 または、繰上りを考慮すると○=8,▼=7の何れか
ここで、○=9,▼=7の場合:残りの数字は4,5,8であるが、△+□=▽を満たす組み合わせがない
一方、○=8,▼=7の場合:残りの数字4,5,9を使って、9+5=14、9−5=4の組み合わせができる
以上の結果により、○=8,▼=7,△=9,□=5,△=4
(ア) (イ) 892 892 +751 −751 1643 141
解答・その8
(ペンネ−ム:杖のおじさん)
答え
○=8 Δ=9 ◇ 2 ▼=7 □=5 ▲=1 ▽=4 ◎=3
(ア) (イ) ○Δ◇ ○Δ◇ +▼□▲ −▼□▲ ▲6▽◎ ▲▽▲
(ア)の式の合計千位の▲は十位の△+□の加算による繰り上げなので1です。
従って▲=1です
これを(ア)と(イ)に代入します。
と(イ)式から◇=2が確定し(ア)式に代入すると◎=3となります。
(ア)式の合計百位が6になるのは
[1]・・・9+7=16又は[2]・・・8+7+(ア)式の十位からの繰り上げ)=16になります。
求める十位の数字△□▽は9と5と4になりますので検証します。
加算しても引き算しても同じ数字になる▽は4となります。
従って △=9 □=5 ▽=4 と確定します。
解答・その9
(ペンネ−ム:Ryu1128)
(1)
▲が2になるのは▼と○が9で一桁下から2が繰り上がってくる場合だけなので1と解
ります。
◇は(イ)から2です。
(2)
◎は(1)から3です
ここまでで残っている数字は4,5,7,8,9です。また1桁目は2桁目に影響しません。
(○▼)の組み合わせは、(ア)から(8,7)・・2桁目から1繰り上がってくる場合
と(9,7)・・繰り上がってこない場合がありますが(9,7)と仮定すると△□▽は
(4,5,8)となり成立しません。
従って(○▼)は(8,7)・・2桁目から1繰り上がってくる場合となります。
(△□▽)は上記から1繰り上がらなければならないので(ア)から(5,9,4)か
(9,5,4)となりますが、(イ)の条件より(9,5,4)であることが解ります。
以上を整理すると(1)(2)の答えをまとめ
(▲◇◎○▼△□▽)=(1,2,3,8,7,9,5,4)
検算してみると
892+751=1643
892-751=141
また、(1)で▲◇が解ると(ア)(イ)を変形して▲6▽◎+▲▽▲=○△◇×2で計
算したほうが簡単かもしれません。
解答・その10
(ペンネ−ム:浜田 明巳)
覆面算はプログラムの得意な分野です.
○をA,△をB,◇をC,▼をD,□をE,▲をF,▽をG,◎をHとして,シラミつぶしに1〜9(6以外)の数を当てはめて,成り立つものを示す.
正しい計算式は,892+751=1643,892−751=141
(1)▲◇は,12
(2)◎○▼△□▽は,387954
Option Explicit 'ABC+DEF=F6GH, ABC-DEF=FGF Sub Macro1() Cells(1, 1).Value = 0 Dim kuriagari(2) As Integer, gyou As Integer Dim A As Integer, B As Integer, C As Integer Dim D As Integer, E As Integer, F As Integer Dim G As Integer, H As Integer For C = 1 To 9 If C <> 6 Then For F = 1 To 9 If F <> 6 And C <> F Then H = (C + F) Mod 10 If 0 < H And H <> 6 And C <> H And F <> H Then kuriagari(1) = (C + F) \ 10 For B = 1 To 9 If B <> 6 And B <> C And B <> F And B <> H Then For E = 1 To 9 If E <> 6 And B <> E And C <> E And E <> F And E <> H Then G = (B + E + kuriagari(1)) Mod 10 If 0 < G And G <> 6 And B <> G And C <> G And E <> G And F <> G And G <> H Then kuriagari(2) = (B + E + kuriagari(1)) \ 10 For A = 1 To 9 If A <> 6 And A <> B And A <> C And A <> E And A <> F And A <> G And A <> H Then D = 10 * F + 6 - A - kuriagari(2) If A + B + C + D + E + F + G + H = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 7 + 8 + 9 Then If (100 * A + 10 * B + C) - (100 * D + 10 * E + F) = 100 * F + 10 * G + F Then Cells(1, 1).Value = Cells(1, 1).Value + 1 gyou = Cells(1, 1).Value * 4 - 3 Cells(gyou, 3).Value = 100 * A + 10 * B + C Cells(gyou + 1, 2).Value = "+": Cells(gyou + 1, 3).Value = 100 * D + 10 * E + F Cells(gyou + 2, 3).Value = 1000 * F + 600 + 10 * G + H Cells(gyou, 6).Value = 100 * A + 10 * B + C Cells(gyou + 1, 5).Value = "-": Cells(gyou + 1, 6).Value = 100 * D + 10 * E + F Cells(gyou + 2, 6).Value = 100 * F + 10 * G + F End If End If End If Next A End If End If Next E End If Next B End If End If Next F End If Next C End Sub
解答・その11
(ペンネ−ム:まーりんandさとりん)
(1) ▲◇を求めてください。
(ア)の解の千の位は1しか取りえないので▲=1
(イ)の解一の位が成立するには◇=2
(2) ◎○▼△□▽を求めてください。
(1)が分かれば(ア)(イ)はそれぞれ、892と751の和と差で成り立つ。
よって、
◎=3
○=8
▼=7
△=9
□=5
▽=4
解答・その12
(ペンネ−ム:ちょろんは太太)
(1)
(ア)より、3けたどうしの足し算だから、繰り上げられた4桁目 ▲= 1
(イ)の1桁目に注目すると、◇ー1=1 だから ◇=2
(2)
(ア)の1桁目に注目すると、◎=2+1=3
(ア)式と(イ)式を加えると、2x(○△2)=1700+2x(▽0)+4
10で割って整理すると、 2x(○△)=170+2x▽
右辺は、170以上、190未満だから、○は、8または、9。
△と▽は、2倍どうしの1桁目が同じなので、1と6、2と7、3と8、4と9の組み合わせ。
1、2、3はすでに、使われているので、4と9。
よって、○は8。△と▽は、△=9、で▽=4。
892+▼□1=1643 よって、▼□1=751
よって、▼=7、□=5。
整理すると、◎=3、○=8、▼=7、△=9、□=5、▽=4
解答・その13
(ペンネ−ム:のっこん)
(ア)の千の位は明らかに1だから▲=1
(イ)より1+1=◇だから◇=2
(ア)より2+1=◎だから◎=3
(イ)より1▽1+▼□1=○△2
(ア)に代入して1▽1+▼□1+▼□1=16▽3
□+□=10が必要だから□=5
1+1+▼+▼=16となるから▼=7
(ア)は○△2+751=16▽3
(イ)は○△2−751=1▽1 となり残りの数字は4、8、9である
(△、▽)=(4、9)は8+7=16 となり不適
(△、▽)=(9、4)の時○=8 これは題意を満たす
解答・その14
(ペンネ−ム:you)
(1)
▲・◇は、(ア)の式の和の4桁目に▲がきているため
条件より6を除く1から9までのいずれかの数字であるため
繰り上げでも1しか考えられない。よって、
▲=1(あ)
(イ)の式より引き算の1桁目の計算に着目すると
◇ー▲=▲と(あ)より
◇=2(い)
したがって、
▲=1、◇=2となる。
(2)
(ア)の1桁目の式と(あ)、(い)より
▲+◇=◎=3(う)
足し算と引き算の2桁目の式は、以下のような場合分けができる。
(一)足し算の2桁目の式の和が十桁の場合
△+□=1▽=10+▽(a)
△ー□=▽(b)
(a)と(b)の連立方程式より
△=▽+5
(二)引き算の2桁目の式が繰り下げだった場合
△+□=▽(a)
10+△ー□=▽(b)
(a)と(b)の連立方程式より
5+△=▽
(三)どちらもない場合
△+□=▽(a)
△ー□=▽(b)
(a)と(b)の連立方程式より
△=▽
条件より(三)は、なし
(一)と(二)の場合が考えられる。
残りの数字は4、5、7、8、9であり
(一)と(二)の連立方程式の解の式に当てはめると
(一)△=9、▽=4、□=5
(二)△=4、▽=9、□=5
足し算と引き算の3桁目の式より
○と▼は、7と8の数字となり
○>▼より
○=8、▼=7となり
引き算の3桁目の式より
引き算の2桁目の式が繰り下げになれば矛盾するため
よって、△>□=5より
(一)の条件が成立する。
よって、◎=3、○=8、▼=7、△=9、□=5、▽=4となる。
解答・その15
(ペンネ−ム:T_Tatekawa)
(1)
まず(ア)で3桁の自然数同士を足し算しているので,和は2000未満である.
よって ▲=1.
次に(イ)で◇から1を引いて1なので,◇=2.
(2)
(ア)から◎=2+1=3
(イ)で△-□=▽なので,(ア)の十の位は繰り上がりが発生している.
△+□=10+▽
両辺を足して2で割ると,
△=5+▽
既に1, 2, 3に対応する記号が決まっているので,
△=9, ▽=4
残る数字は7, 8である.
(イ)で引き算をしている事から○は▼より大きい.
よって○=8,▼=7.
解答・その16
(ペンネ−ム:Asterisk*)
--------------------問題1--------------------
記号の入力が面倒なので、ABCDEFGHにしました。
(ア) ABC +DEF -------- F6GH (イ) ABC --DEF -------- FGFまずC-F=Fとなる
CとFの組み合わせとしては(繰り下がりも考えると)
2,1 4,2 6,3 8,4
2,6 4,7 6,8 8,9
の8通りが考えられます。
しかし6はすでに使われているので、
2,1 4,2 8,4 4,7 8,9
そしてFは6の左にあって繰り上がりです。
繰り上がりは1以上にはなりません。
よってCとF(◇と▲)は 2と1
--------------------問題2--------------------
CとFを代入すると
(ア) AB2 +DE1 -------- 16G3 (イ) AB2 --DE1 -------- 1G1AB2+DE1=16G3
AB2-DE1=1G1
さらに
ABC=x
DEF=y
16G3=1000+600+10g+3
1G1=100+10g+1
とすると、連立方程式を作れます。
x+y=1603+10g
x-y=101+10g
これを解くと
x+y-1603=x-y-101
x-x+y+y=1603-101
2y=1502
y=751
式に代入すると
(ア) AB2 +751 -------- 16G3 (イ) AB2 --751 -------- 1G1次にA-7=1に注目します。残っている数は4,8,9です。
Aの候補としては、8と9があります。
(B-5の計算の際に繰り下がりが行われたときには9が必要なので。)
仮にAを8として、8-7=1とすると、
足し算B+5=Gにおいて、8+7は15で、
16にするには、繰り上がりが必要なため、
B+5>10
B>5
Bの候補として残っていたのは4と9なので、
Bは9、ならば、Gは4
(ア) 892 +751 -------- 1643 (イ) 892 --751 -------- 141計算機で確認すると
892+751=1643 892-751=141
解答・その17
(ペンネ−ム:Nと〜)
1 和の千の位から ▲=1
2 ▲=1と差の一の位から ◇=2
3 ◎=◇+▲=3
4 和より、○+▼=16 or 15、差より○>▼なので、(○,▼)=(9,7)か(8,7)
いずれにしても、▼=7
※ 現段階で、残った使える数字は、4,5,8,9
5 十の位に注目。一の位からの繰り上がり、一の位への繰り下がりはなく、和も差も●▽より、□=5
6 他に使われている数字との重複や繰り上がり等を考慮し、
○=8、△=9、▽=4
▲=1 ◇=2 ◎=3 ▽=4
□=5 ▼=7 ○=8 △=9
(1)の答
12
(2)の答え
387954
解答・その18
(ペンネ−ム:オヤジ)
(ァ)から ▲=1 ∵ 桁の繰り上がりだから
(イ) から ◇=▲+▲=1+1=2
(ァ)から ◎=◇+▲=2+1=3
(ァ)から △+□=▽ ・・・(1) または △+□=▽+10 ・・・(2)
○+▼=16 ・・・(3) または ○+▼=15 ・・・(4)
(イ)から △−□=▽ ・・・(5) または △−□+10=▽ ・・・(6)
○−▼=1 ・・・(7) または ○−▼=2 ・・・(8)
(3)+(8),または(4)+(7)から 2○=18,16
ここで ○=9 とすると ▼=7 ∵(3),(8)
○=8 とすると ▼=7 ∵(4),(7)
従って ∴ ▼=7 また (1)と(5),(2)と(6)は矛盾
従って (1)+(6)から 2△+10=2▽ ・・(10)(△<□) または
(2)+(5)から 2△=2▽+10 ・・(11)(△>□)
従って (10),(11)から □=5 このことより △=8,9
ここで (10)は、あり得ない。 (11)において △=8 とすると
▽ =3となり ◎=3と矛盾、 ∴ △=9,▽=4,○=8
従って (1) ▲=1,◇=2
(2) ◎=3,○=8,▼=7,△=9,□=5,▽=4
解答・その19
(ペンネ−ム:Part Marty)
1)一桁の整数の足し算は18以下なので▲ = 1しかありえない。
◇ - ▲ = ▲つまり◇ - 1 = 1従って◇ = 2◇ + ▲ = ◎つまり2 + 1 = ◎従って◎ = 3
2)8種類の記号○△◇▼□▲▽◎をa,b,c,d,e,f,g,hとします。
○△◇ = a * 100 + b * 10 + c
▼□▲ = d * 100 + e * 10 + f
○△◇ + ▼□▲
s1 : f + 10 * e + 100 * d + c + 10 * b + 100 * a = h + 10 * g + 1000 * f + 600
○△◇ - ▼□▲
s2 : - f - 10 * e - 100 * d + c + 10 * b + 100 * a = 10 * g + 101 * f
s1,s2より
s3 : f = - (h - 20 * e - 200 * d + 600) / 897
s4 : c = - (34 * h - 2990 * g - 3670 * e - 36700 * d + 2990 * b + 29900 * a + 20400) / 299
s3より、20 * e - h<200 * d - 600 - 897 となり d = 7
s3 : f = - (h - 20 * e - 800) / 897となり e = 5
s3 : f = - (h - 900) / 897となり h = 3
f = 1
s4 : c = 10 * g - 10 * b - 100 * a + 852となり a = 8
s4 : c = 10 * g - 10 * b + 52となり
残りの整数は、2,4,9なので
b = 9,g = 4,c = 2となる。
従ってa = 8,b = 9,c = 2,d = 7,e = 5,f = 1,g = 4,h = 3
892 892 +751 -751 1643 141
解答・その20
(ペンネ−ム:三角定規)
(1)
@ (ア)の100の位の和 ○+▼≦19 だから ▲=1。
A (イ)の1の位の差 ◇−1=1 より,◇=2。
(2)
B (ア)の1の位の和 2+1=◎=3
C 100の位の和・差 ○+▼=16,○−▼=1 より,○=8 or 9,▼=7
D ○=8 のとき,△=9,□=5,▽=4 となり適。
E ○=9 のとき,△=4,□=5,▽=9 となるが,○=▽=9 となってしまい不適。
以上より,この覆面算の解は,
892 892 +751 −751 −−−− −−− 1643 141
解答・その21
(ペンネ−ム:夜ふかしのつらいおじさん)
コメント
このような問題を覆面算といいますね。 可能性は有限ですが、いかに効率的に、 しかも一意性(他に解はないこと)を確保しながら解を求める必要があります。 今回の問題は2数の和と差であるというのがおもしろいですね。