Weekend Mathematics問題/問題14

14.表面積の問題

下の図にある立法体の表面積を求めよ。 ただし、立方体はどれも1辺の長さが4cmとします。

      

問題の出典


立正中学校'93入試

パズルより面白い中学入試の算数

ピ−タ−・フランクル

講談社






答えと解説












答えと解説

(1)回答・その1

(ペンネ−ム:JR東日本二泊三日湯けむり温泉旅行)

正方形がしっかり出ているのが15個
3×4の四角形が2つ
2×4の四角形が1つなので、
×15+3×4×2+2×4=272
272cm2





(1)回答・その2

(ペンネ−ム:BABY MINNIE)

まず、1辺が4の正方形が15個。
左の図のように、4−2=2で、重なっているのは、2×4=8
従って、16×15+10×4−8=272




(1)回答・その3

(ペンネ−ム:es)

立方体3個の表面積は、
4×4×6×3=288
ここから重なった部分の面積をひくと、
288−4×1×2×2=272



(1)あれ−っ?

下の立方体の間が10−(4+4)=2なので、
隠れている部分は1。
よって、隠れている部分の面積は1×4×2=8。
隠れている部分が無いとしてみた時の表面積は、
4×4×6×3=288
これから隠れている部分を引いて、
288−8=280



(1)あれ−っ?・コメント

アイディアは「es」さんと同じですよね。
ただし、「×2」を忘れてしまっていますね。 両面で接しているわけだから、2倍しなくちゃね。



(2)回答・その1

(ペンネ−ム:What・to・do?)

一番下と側面にある正方形の個数は、
4+8+12+9=33
4×4×33=528
一番下の段の上
16×9−16×4=80
2段目の上
16×4−16=48
一番上の段の上
16
すべてたして、528+80+48+16=672



(2)回答・その2

(ペンネ−ム:狐の孔明有るは楢魚の水有るがごとし)

隠れている部分の面積はどこに積み重ねても同じなので、 上の図のようにするとわかりやすい。
上の面の面積は12×12=144
下の面も同様に144
側面は下段が4×12×4=192
中段が4×8×4=128
上段が4×4×4=64
全てたして、144+144+192+128+64=672





(2)回答・その3

(ペンネ−ム:P.N.Shake)

全体の表面積から重なっている面積の2倍を引くことにする。
下段の表面積は
4(縦)×12(横)×4(個数) +12×12××2=480(平方cm)
中段;4×8×4+8×8×2=256(平方cm)
上段;96(平方cm)

下段と中段の重なっている部分の面積; 8×8=64(平方cm)
中段と上段の重なっている部分の面積; 4×4=16(平方cm)

よって求める面積は
480+256+96−2×(64+16)=672(平方cm)

A.672平方cm






回答・特別編

(ペンネ−ム:↑MEより上にいる人!次回は抜くゾ)

こんにちは−。長い間ごぶさたしていました。(注1) 覚えていますか? 「ハンド君」です。
こんにちは−。 本当に久しぶりの登場です。 前回はチョコレ−ト、どうもありがとうございました。(注2) おいしくいただきましたよ! 助手の「手のひら君」です。
さてさて、今回は図形の問題だ。 今回もまた、二人でやり方を考えながら解いていこうじゃないか、 「手のひら君」。
ええっ−!ぼく、図形の問題って凄く苦手なんです。 今回は「ハンド君」にすべてお任せしますからよろしく。
おいおい、困るよ。 手伝ってくれよ。
グゥ・・・。(いびきの音)
・・・え?マジ?寝てんの・・・? −弱ったなぁ。 それじゃあ今回は。「手のひら君」の直感に頼らず、 僕の計算力だけで問題を解いてみよう。
ちなみに、(2)の図形の2段目以降にずれが生じているのは、 このワ−プロの機能が悪いせいです。 問題は、プリントのものと同じものです。(注3)
え?何?起きたの、「手のひら君」?
今のは寝言、寝言・・・グゥ・・・。
・・・・・・・。
それでは、(1)の問題から解いていきます。

太線=4−(10−4×2)÷2=1
これだけのことがわかっていれば、 この問題は解けるんじゃないかな。 答えを導くための式は、
全体の表面積−重なっている部分の面積×2
∴4×4×18−1×4×2×2=288−16=272
ほら。できたでしょ。
つづいて(2)もやってみたいと思います。


一つ一つを分解すると、こんな感じになります。
ここで、一段目をA、二段目をB、三段目をCとおき、 それぞれの表面積を求めてみましょう。
A=4×4×30=480
B=4×4×16=256
C=4×4×6=96
∴A+B+C=480+256+96=832
これで、全体の表面積が出たわけです。
しかしBの底辺と、Cの底辺は重なって見えないため、 その分を全体から引かなくてはなりません。 重なっている部分の面積は、
Bの底辺=4×4×4=64
Cの底辺=4×4×1=16
∴重なっている部分の面積は、
64×2+16×2=128+32=160
これを全体から引けば、(2)の表面積が出るわけです。
832−160=672
ふぅ−。解けました解けました。 2問とも無事に、済ませましたよ。
でも答えがあっているかどうかは、まだ分からないよ。 長い間かかって作った図形も、計算ミスの為水のアワ−!なんてことも有る得るし。
うう・・・。「手のひら君」。 これも寝言かい?・・・たいした度胸してるねぇ、君。 なんにもしないでそんなこと言える立場だと思ってんの?
あははははははははは!反省して、徹底的に見直しします!
よろしい。

回答・特別編・コメント

注1:以前にも「ハンド君」と「手のひら君」の会話形式の レポ−トをもらったことがあるのです。
注2:その時にチョコレ−トをプレゼントしたのです。
注3:ワ−プロでかかれたレポ−トです。ちゃんと図もかかれていました。 残念ながら再現できないので、今回の図は私が作り直しました。






正解者(ペンネ−ム)

せっきー

Hungry Bear

板垣 央

BRAINMANIA

P.N.Shake

凡人

What・to・do?

↑MEより上にいる人!次回は抜くゾ

BABY MINNIE

JR東日本二泊三日湯けむり温泉旅行

コレクトコ−ルは106番!

狐の孔明有るは楢魚の水有るがごとし

es


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