第5回研修会
日時 | 平成13年1月27日(土) 14:30〜16:30 |
場所 | 神奈川工業高校6階:コンピュータ室 |
内容 |
コクヨ「mimio」のプレゼンテーション
コクヨ「mimio」のプレゼンホワイトボードに書いた内容がPC上に時系列に表示・保存・印刷
プロジェクタから投影した画面を「mimio」で操作・画面に書き込みなど
|
講師 | コクヨ株式会社 公共家具事業部企画開発G企画T
|
感想:
- コクヨの「mimio」は優れものだった。でもガックリきた。
- 原理はローテク、精度はハイテク。
デモを見て、いったいどういう仕組みなんだろうと気になった。原理はなんのことは
ない三角測量である。
実にシンプルな仕組みである。よくぞこの利用方法を思いついたものである。アイデ
アに脱帽。
フリーハンドの筆跡を取り込むだけだし、マーカーの太さも5mmはあるし画面が
少々歪んだところで分からないし、精度は大したことはないと思っていたら、にくい
パフォーマンスを見せてくれました。
驚きの精度です。フェルトペンの太さではつぶれてしまう小さい文字の文を書いて
「これ読めますか?」、筆跡には太さはありませんからその位置データが精度になり
ます。つぶれた文字を拡大して(何の文字だか分かりません)筆跡だけの細さ(デー
タ)にすると、なんときちんとした文字になっているではないですか。それもクズレ
ていません。この精度には驚きです。この精度があれば何かもっと他に応用が利くと
思います。
- 日本人もなかなかやるなー?
コクヨは日本の会社ですしテッキリ日本発の製品だと思っていたら、何のことはな
い、アメリカの代理店でした。
ガックリ!!、ヤラレタ!思い込みが強かったせいか力が抜けていくのを感じまし
た。マタ、アメリカかー。
「情報教育の本質を見誤ると永久にアメリカには追いつかないなー」(mimioを
みての一番の感想です。)
- コレ必需品です!
教室の授業形式のIT教育には必需品となるでしょう。プロジェクターが必要です
が、いままでの黒板を使った授業形態でそのままコンピュータ画面の操作が可能で
す。(黒板)ホワイトボードがそのままタッチパネルになります。キーボード、マウ
スになります。コンピュータの操作をするのに黒板を離れる必要がないのです。当然
元の黒板(ホワイトボード)は黒板として使えます。
これはすごいことです。(S.K.)
感想:
本日(27日)は神奈川工業での研修会に行って来ました。
雪の降る中、行き帰りとも普段の倍の時間を掛けましたが、苦労の元は十分に補える内容でした。
(4駆でもノーチェーンはつらかった)
この会の為にはるばる大阪から出向いて頂いたコクヨのスタッフには御苦労さまでした。
コクヨ http://www.kokuyo.co.jp/
とにかく、プロジェクターとmimioがあれば、ホワイトボードがパソコンの画面になり、
キーボードになり、アプリケーションになりで、
自分のような初心者もこのような環境で習えれば良かったと感動の限りでした。
(神工での講習で使っていたリコーの機器よりコストパフォーマンスが高いのでは)
パソコンの授業では教員と生徒が疎遠の関係になりがちですが、まさしく従来の関係を保ちながら授業の展開を
楽しくさせてくれるはずです。
価格もリーズナブルであり、参加者一同は『学校での教育方法にマッチした画期的な機材だ』
と大いに盛り上がり、学校への導入を話し合いました。(M.I.)
戻る