日時 | 9月21日(土) 1:00〜 |
場所 | 県立向の岡工業高校 |
講師 | 県立向の岡工業高校定時制 建設科教諭 田口 学 氏 |
内容 |
「中華まな板」(花瓶敷き)の作成 校内に生えていた木を4ヶ月ほど前に間伐しました。その丸太をチェーンソーで輪切
りにし、表面を平らにします。丸太から正目の板を切り出すのは危険で、やらせるこ
とはできないといわれました。本来、まな板として使うには丸太ごとアク抜きして、
ねかして乾かしてから使うそうです。今回つくるものは、アクがあるし、乾くにつれ
ヒビワレがするので、まな板として使えるか疑問だそうですが、飾り台として使って
もいいのでは、ということです。8月の大変暑い日に丸太の準備をしていま今寝かし
てあります。丸太をチェーンソーで輪切りにするのはすぐ終わってしまいます。(う
まく切るのはけっこう難しい)。そこで市販の白木を使って化粧箱も作ります。 |
今回は木工業の実習
向の岡工業で実施、校内に入ったことはあるが施設を利用するのは初めて。
(M.H.)
川沿いの一番奥にある木工場へ、
なんとも古そうな趣のある工場がうっそうとした木々に囲まれてたっていま
した。なんだか戦前の日本軍の倉庫みたいな感じで、現代からタイムスリッ
プしたみたいでした。
まずはCADで描いた作図を基に桐の組箱を作るのですが、これが大変。寸法
はみようみまねで何とかなるんですがやはり少しずつ狂うんですね。やすり
やボンドで調整します。出来上がってから乾くまで2時間くらい重しをして
おきます。
その間にチェーンソーを使って丸太の切り出し。ただ切るのですがどんどん
切れていくのは快感です、これを振り回す13日の金曜日はホントに怖いな。
などととりとめの無い事を考えたりしました。K先生はついに枯れた立ち木
を伐採してしまいました。4mをこえていますし、県の財産(かれてる)だし、
でもまあいいか。
最後に写真のような大きなまな板を切り出し、片付けをしたらもう6時30
分を過ぎていました。
身体を動かすのはやはり楽しい。情報と少し離れてるかなと思うのですが自
分達に力があればCADをもっと利用して複雑な物が出来るんですがなにぶ
ん図面があっても技術がついて行けない。
それがわかっただけでも収穫。
現物の収穫は写真のようにお土産としてやってきました。
田口 学 先生にご指導を受け参加者一同感謝しています