日時 | 6月24日(日) 2時から5時 |
場所 | 都立新宿山吹高校
3階 情報総合実習室(ワープロ教室)集合 新宿区山吹町81番地 03-5261-9771(代) 地下鉄東西線 早稲田駅または神楽坂駅下車 徒歩10分 地下鉄有楽町線 江戸川橋駅下車 徒歩10分 都バス 新宿駅西口1番乗場より「練馬車庫」行き「山吹高校前」下車 地図 |
講師 | 新宿山吹高校教諭 田中文雄、内田義也 |
内容 |
「12校時展開の山吹高校の学校管理システムの紹介と、
都立高校における光ファイバー接続の活用の報告」
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参加 | 8人 |
感想:
今回は都立新宿山吹高校の学校管理システムを見学しました。
こんな特色をもった学校です。
まず、月〜金は普通科と情報科で定時制4部制の12時間の単位制。
土曜日は通信制のスクーリング。(定時と通信は互いに併修可)
土日は一般都民対象の生涯教育。
その他、他の定時制高校からの科目履修を受け入れるという、
何でもありの学校です。
一番人気のある普通科の2部は入試の倍率も6倍、最低の4部で
1倍程度というのも驚きです。
HRも無ければチャイム・校内放送もしない。
授業も2割休むと無条件で単位不認定という大学並の自己管理が
生徒に要求されています。
さて、そんな学校ですから学校管理・生徒管理のシステムもしっかり
していました。
オラクルのDB上で学校管理の全てのシステムが動いています。
生徒の出欠もカードリーダーにより3分毎にリアルタイム処理。
生徒番号を入力すれば、今どの教室に何時何分からいるかが
即座に分かります。
生徒はエントランスにある端末にIDカード(生徒証)を入れると、
その日の連絡事項が画面に表示される伝言システムも凄かった。
という訳で、神奈川県のトップの施設も都の施設+システムの
充実度にはとても及ばないと実感して帰ってきました。
しかし、今後似たような学校が県内に立ち上がります。
生徒管理のシステムについては学ぶべき部分が多いと思います。
(M.I.)
感想:
田中先生、せっかくのお休みの日にどうもありがとうございました。
内田先生、勤務日とはいえ、遅くまでどうもありがとうございました。
柔軟なカリキュラム、システムに驚きました。施設にも驚きました。
写真を交えてその一端を紹介します。
第2情報処理室
机の上を広く取りたいということで、液晶のディスプレイ、しかもスライドします。
モニターテレビは中央、透明な板の下、2人で仲良く見下ろす感じです。
驚きなのが、2人の間にあるカラープリンター、2人に1台という贅沢さ!
エントランス正面にあるのが、マルチビジョン。
(43型×4)
校内各教室、ラウンジなどにあるテレビモニターと共に、
生徒に対する日々の連絡・情報の提供がなされているそうです。
(メディアネットワークシステム)
伝言情報システム
エントランスを入ると、この機械が並んでいます。
生徒がIDカードを入れると、先生からの伝言が表示されます。
ホームルームのない、単位制ならではのシステムですね。(J.K.)