Weekend Mathematicsコロキウム室テーマ別 /5.硬貨の問題



コロキウム室(硬貨の問題)


NO.90     4/16   水の流れ   硬貨の問題

100円硬貨3枚、10円硬貨4枚、 1円硬貨5枚の全部または一部で支払うことのできる 金額の合計額はいくらか。
ある公式に気がつくと早いよ。



NO.95     5/1   ヴァ−    硬貨の問題(2)

硬貨の問題(NO.90 by水の流れ さん) をやってみます。

何の公式も思いつかないので、 普通じゃない解き方をしてみます。

まず、100円玉3枚、10円玉4枚、1円玉5枚を使って 支払うことのできる金額の総パターン数を求めます。
すると、100円玉だけを考えると、

100円玉を0枚使う
         1枚使う
         2枚使う
         3枚使う
という4パターンがでてきます。
同じようにすると、10円玉だけだと5パターン、 1円玉だけだと6パターンできます。
ここから、すべてのパターン数は、
4×5×6=120パターンになります。

次に、支払うことのできる金額の平均を求めます。
これについても、それぞれの硬貨についての平均を求めて 足し合わせればOKです。
つまり、

求める平均=(0+100+200+300)/4
          +(0+10+20+30+40)/5
          +(0+1+2+3+4+5)/6
          =172.5(円)
ここで、
求める合計金額=さっきの平均×総パターン数
              =172.5×120
              =20700(円)
ということで、答えは20700円ということになりました!!




NO.97     5/3   Junko    硬貨の問題(3)

実は私も、この問題は120通りと答えたのですが、 この手の問題では、支払う金額が0というのはないだろう、 だから
120−1=119とやるようです。
合計金額については、私も同じ答えにたどり着きましたが、 アプロ−チが違います。
私のやり方は、基本的には数えていくというやり方ですので、 そこでちょっと小細工するにしても、 あまりかっこよくはないです。

(0+1+2+3+4+5)×20+(0+10+20+30+40)×24+(0+100+200+300)×30
=15×20+100×24+600×30
=300+2400+18000
=20700
100の位と10の位を固定すると、それは20通りあり、 1の位は、0,1,2,3,4,5と変化するので、
総合計は、(0+1+2+3+4+5)×20=15×20=300
・・・という風に合計していきました。




NO.98     5/3   水の流れ    硬貨の問題(4)

解答その1
百・十・一の位にでで来る数字に気をつけて見ると、
100(1+2+3)×5×6+10(1+2+3+4)×4×6+(1+2+3+4+5)×4×5
=20700(円)

   

解答その2
支払う方法は0円も含めて、4×5×6=120(通り)
そこで、必ず0と345,1と344、・・・対に考えます。
すると、常に一定な数345になります。
だから、(0+345)×120÷2=20700(円)





 
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