Weekend Mathematicsコロキウム室テーマ別 /4.1998和の問題



コロキウム室(1998和の問題)


NO.103     5/15   水の流れ  1998和の問題(1)

「1からの自然数の列があって、ある項から順に和を取ったら、 ちょうど1998になりました。 どこの自然数からと何個の和でしょうか。ただし、 2個以上とることにします。」
 答えは1とおりでないです。
「1からの奇数の列の場合は、途中から順に和をとって、 1998になるのでしょうか?」
 答えはないのですが?



NO.104     5/18   Junko   1998和の問題(2)

初項をa、項数をnとすると、

a+(a+1)+(a+2)+・・・+(a+n-1)=1998
      
  na+(1/2)・n・(n-1)=1998・・・@

  2na+n・(n-1)=1998×2

   2a+n-1=3996/n・・・A
つまり、nは3996の約数でなければならないことになります。
そこで、3996を素因数分解してみました。
3996=22×33×37
これより、3996の約数は、
1,2,3,4,6,9,12,18,27,36,37,54,74・・・となります。
順次、確認しました。
  1. n=2のとき
    @より、2a+1=1998
         2a=1997 
    
    となり、aが自然数であることに反するのでだめ。
  2. n=3のとき
    @より、3a+3=1998
         3a=1995
          a=665
    
    確認・・・665+666+667=1998  OK
  3. n=4のとき
    @より、4a+6=1998
         4a=1992
          a=498
    
    確認・・・498+499+500+501=1998  OK
  4. n=6のとき
    @より、6a+15=1998
          6a=1983 
    
    となり、aが自然数であることに反するのでだめ。
  5. n=9のとき
    @より、9a+36=1998
          9a=1962
           a=218
    
    確認・・・218+219+220+221+222+223+224+225+226=1998  OK
  6. n=12のとき
    @より、12a+66=1998
          12a=1932
            a=161
    
    確認・・・161+162+163+164+165+166+167+168+169+170+171+172=1998  OK
  7. n=18のとき
    @より、18a+153=1998
           18a=1845 
    
    となり、aが自然数であることに反するのでだめ。
  8. n=27のとき
    Aより、2a+26=148
          2a=122
           a=61
    
    確認
     61+62+63+・・・87
     =(1/2)・27・(61+87)
     =(1/2)・27・148
     =74・27
     =1998  OK
    
  9. n=36のとき
    Aより、2a+35=111
          2a=76
           a=38
    
    確認
     38+39+40+・・・73
     =(1/2)・36・(38+73)
     =(1/2)・36・111
     =18・111
     =1998  OK
    
  10. n=37のとき
    Aより、2a+36=108
          2a=72
           a=36
    
    確認
     36+37+38+・・・72
     =(1/2)・37・(36+72)
     =(1/2)・37・108
     =54・37
     =1998  OK
    
  11. n=54のとき
    Aより、2a+53=74
          2a=21
    
    となり、aが自然数であることに反するのでだめ。
  12. n=74のとき
    Aより、2a+73=54
          2a=-19
    
    となり、aが自然数であることに反するのでだめ。
  13. これより先はすべてだめ。
以上、答えは7通りかな?

次に奇数の列を考えました。
初項をa(奇数)、項数をnとすると、

a+(a+2)+(a+4)+・・・+{(a+2(n-1)}=1998
      
  (1/2)・n・{2a+2(n-1)}=1998

    n・{a+(n-1)}=1998

     a+(n-1)=1998/n・・・B
つまり、nは1998の約数でなければならないことになります。
そこで、1998を素因数分解してみます。
1998=2×33×37
これより、1998の約数は、
1,2,3,6,9,18,27,37,54,74・・・となります。
順次、確認しました。
  1. n=2のとき
    Bより、a+1=999
         a=998 
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  2. n=3のとき
    Bより、a+2=666
         a=664 
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  3. n=6のとき
    Bより、a+5=333
         a=328 
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  4. n=9のとき
    Bより、a+8=222
         a=214 
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  5. n=18のとき
    Bより、a+17=111
          a=94 
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  6. n=27のとき
    Bより、a+26=74
          a=48
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  7. n=37のとき
    Bより、a+36=54
          a=18 
    
    となり、aが奇数であることに反するのでだめ。
  8. n=54のとき
    Bより、a+53=37
          a=-16 
    
    となり、aが自然数であることに反するのでだめ。
  9. これより先はすべてだめ。
従って、条件に合うものはない。



NO.108     6/1   水の流れ   1998和の問題(3)

6月1日でコロキウム室の1年になりますね。

さて、奇数の場合は 和が平方数になることに気がつけば、
 n−m=1998
因数分解して、
(n+m)(n−m)=1998=1×2×3×3×3×37より、
2つの因数の和は2nとなり、組み合わせで
(偶数+奇数=奇数)となる場合は不可能です。   したがって、解なし。




 
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