NO.1988 log2nの最大整数 2011.10.24. 水の流れ
今年の工学院大学入試問題から改題して出題しました。
注:この記事に関する投稿の掲載は、2011年11月14日以降とします。
ColloquiumNO.275
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(5)結果が見えているので y=tan -1 x のマクローリン展開を考えます。
を踏まえて、
となるようですが、前半の部分の導関数の計算が厄介です。
x=0とするので、前半部分の導関数の定数項の値だけで十分なのですが、簡単ではありません。
8=2×4 ( h×2=8にして反対から見る・・のはさすがに反則?)
または8=|2×4| (マッチ棒が短いからダメかも)
他にも
6×2=12
9 x 2≠0
ここで、展開の結果で係数の小さい順に次のようにおきます。
a=b=c なら、A=B=C=D=E=F=G は明らかです。
そこで、a≦b≦c とします。
このとき、A,B,C,D,E,F,G の大小を考えます。
以上から、 となります。
大小関係の続きを考えます。
6 + 2 = 8
6 x 0 = 0
5 x 2 = 10
友人Kさんから頂戴したものです♪
6×2>8
6 < 2 + 8
≠ を使うもの...
8 x 2≠3
3 x 2≠8
さらに追加
0 x 2 ≠ 9
9 x 2 ≠ 9
9 x 2 ≠ 0
6 x 3 ≠ 0
6 x 3 ≠ 9
6 > -2-8
3乗根のとき
4乗根のとき、
5乗根のとき、
この不等式の列は、
(a+b+c)5 を展開し、対称式ごとに分ける。
次数の分割を降順に分けて、不等式の列を得る。
(5,0,0) (4,1,0) (3,2,0) (3,1,1) (2,2,1)
ただ、この方法(降冪に並べる)は、6次以上が全順序でないため成り立ちません。
(4,1,1) (3,3,0) では大小関係定まらない。
ムーアヘッドの不等式の条件を満たせば、成り立ちます。