Colloquium

NO.274
Weekend Mathematicsコロキウム室/NO.274

NO.1981      ライプニッツ・グレゴリー級数   2011.9.26. 水の流れ

第264回数学的な応募問題

スコットランドの数学者グレゴリー(1638〜1675)は、1671年33歳のとき、 問題の等式を発見した。ドイツの偉大な天才数学者ライプニッツ(1646〜1716)も、 また、同じ等式を1674年に独力で発見している。今回はその証明です。

注:この記事に関する投稿の掲載は、2011年10月24日以降とします。

NO.1980      準素数 (3)   2011.9.26.  Ryu1128

●下の表のように、2011までのそれぞれの数の個数を数えます。

題意のにより2011以下の合成数は2011以下の素数と単位数1を引いて
  2011-305-1 =1705個

小学生流に考えます
2、3、5の倍数を計算し公倍数を引けば2,3,5にかかる合成数の個数が計算できます。
これを1705から引けば解答になります。
2011以下に2、3、5の倍数(つまり割り切れる数)はいくつあるか

  
2の倍数2011/2=1005+0.51005個・(1)
3の倍数2011/3=670+0.3670個・(2)
5の倍数2011/5=402+0.2402個・(3)
 計2077個・(4)

(4)には2,3・2,5・3,5の共通の倍数(公倍数)つまり割り切れる数が含まれるので そのダブった個数(引きすぎた個数)を、足さなければなりません。 その数は下記(8)になります。

  
上記の内2と3の公倍数は、6の数(2,3,5が素数)2011/6=355+0.16335個・(5)
上記の内3と5の公倍数は、15の倍数2011/15=134+0.06134個・(6)
上記の内2と5の公倍数は、10の倍数2011/10=201+0.1201個・(7)
 670個・(8)

(8)で足した共通の倍数(公倍数)にも共通の倍数(公倍数の公倍数)含まれるのでそのダブった個数(足しすぎた個数)を、引かなければなりません。その数は下記(9)になります。

  
上記の内2と3と5の公倍数は、30の倍数2011/30=67+0.0367個・(9)
2,3,5を因数とする合成数は(4)-(8)+(9)1474個・(10)
これを2011以下の合成数1705個から引くと1705-(10)=231個・・回答

NO.1979      準素数 (2)   2011.9.26.  夜ふかしのつらいおじさん

●下の表のように、2011までのそれぞれの数の個数を数えます。

まず、素数と準素数の合計の個数は、1が素数でも合成数でもないことに注意して、

2011までの素数が、305個あるということなので、
 536−305=231となります。

NO.1978     オイラーの一筆書きの定理の拡張    2011.9.24.  数学マニア

一部修正 9/26

  1. 奇数点が、0個のとき、全ての点から一筆書きが可能でサイクルをつくる。

  2. 奇数点が、2個のとき、奇数点から始めて奇数点で終わる一筆書きが可能。

  3. 奇数点が、2n個(n>1)のとき、一筆書きは不可能。但しn回で可能。

  4. 奇数点が、奇数個のグラフは存在しない。

これらをご検証ください。


戻る