Colloquium

NO.222
Weekend Mathematicsコロキウム室/NO.222

NO.1684  分配問題  2007.8.15  水の流れ

第195回数学的な応募問題


先日生徒から、次のような分配問題の質問を受けました。一般の場合まで考えて作問をしました。

問題1:
1から5までの番号のついた5個のボールを、A,Bの2つの箱に、 どの箱にも少なくとも1個のボールが入るように入れる入れ方は何通りあるか。

問題2:
1から5までの番号のついた5個のボールを、A,B,Cの3つの箱に、 どの箱にも少なくとも1個のボールが入るように入れる入れ方は何通りあるか。

問題3:
1から5までの番号のついた5個のボールを、A,B,C,Dの4つの箱に、 どの箱にも少なくとも1個のボールが入るように入れる入れ方は何通りあるか。

問題4:
一般に、異なるm個のボールを、異なるn個の箱に、 どの箱にも少なくとも1個のボールが入るように入れる入れ方は何通りあるかを、 包除の原理を用いて、m、nと和の記号シグマを用いて表せ。ただし、m≧nとする。

問題5:
問題4で得た式を用いて、1から6までの番号のついた6個のボールを、 A,B,C,D,Eの5つの箱に、どの箱にも少なくとも1個のボールが入るように入れる入れ方は何通りあるか。

注:この記事に関する投稿の掲載は、2007年9月3日以降とします。

NO.1683  極限値と定積分 (3)   2007.8.13   K.F.

(1)

(2)

(3)



であり、かつ数列{a}において、任意のnに対して、 a>0のとき、



が成り立つから、aに対数をとり、極限値を求めることができる。



と変形できるから、極限値は、



<追記>
(3)の極限値は、スターリングの公式

(自然数nが大きいとき)
から容易に想像できますが、積分を使って求められるのは興味深いです。


NO.1682  極限値と定積分 (2)  2007.8.13  夜ふかしのつらいおじさん

(1)

(2)

(3)

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